梅の季節に

皆さまこんにちは。梅の花がちらほらと咲く頃になりましたね。

この季節になると、私の父のことを思い出します。今回は、父の思い出についてお話ししますね。

私の父は、５年前の梅の季節に亡くなりました。

とても元気な人で、亡くなる寸前まで活動的でした。寡黙で、言葉数は少ない人でしたが、我が家に来ると「来たよ。」と言うなり庭に回り、植木の剪定をしたり草取りをしたり、じっとしていることはありませんでした。

私が棚がなくて不便だと言うと、手元にある材料を集めて棚を作ってくれ、ズボンの補正が必要だと言うと、すぐに直してくれました。父はいつも私を見守り、行動で愛を示してくれました。

困ったときには父がいる。私にとって父は、スーパーマンでした。

一族の長としても、戦友会のまとめ役や趣味のゴルフの幹事をするときも、いつも誠実に働き、かくしゃくとしてカッコいい父でした。

梅の花を見ると、黙々と働いてくれた父の姿を思い出します。

そして私も父のように、誠実で一生懸命な仕事をしなければ、と心に刻みます。